ひと間のいえ

外構、施主施工です。にぎやかになってきました！

玄関脇の樋に取り付けた「樋パッコン」（樋の途中の白いやつ）で、雨水を瓶に溜めています。緑も鮮やか。


土留めの木柵。長い木を打ち込んで高くしています。


外構の計画通り、アプローチも完成！
砕石と土の境に古い民家の瓦を埋め込んでいます。
いろんな方に手伝ってもらい、苦労の末できあがったそうです。


コンクリートの目地には、きれいな砂利。
まだまだ、LEDライトを入れたり、竜の髭を植えたり・・・。


同じく古い瓦で製作した、敷地の角の水場。
瓶と渋い砂利がいい感じです。


ここは庇からの雨が落ちる所。
あらかじめここだけコンクリートを控えて打ちました。
お施主様の手により完成です！


最後におまけを・・・。
ひょうきんなかえるさんが、家の中で腰掛けていました。

の写真たち。

階段。手すりもつきました。


２階のインナーバルコニー。
このチェーンは、廊下上部の「風井戸の窓」を操作するためのもの。
床を通り抜けて、下にあるキッチンからも操作できます。


２階の寝室。
入口上部の窓は、廊下にある「風井戸の窓」からの風を入れる回転窓。


寝室と吹抜の居間をつなぐ上げ下げ窓。
「汽車の窓」と同じようにして上げ下げします。


夕方の居間。ぼんぼりの光があったかいです。


基本設計のときからこれに決めていた、
居間吹抜のシーリングファン！


お施主様の長年の夢だったという、砥部焼の手洗い鉢。


居間の反対側から見上げた、丸窓。

だいぶ間が空いてしまいました。
ひと間のいえも完成間近です！

定点１１　外構工事ももうすぐ完了。


ＬＤＫには丸窓が入りました。


反対側から見るとこう。


居間のＰＣスペース。


繭の入口はまるい形。


隅のまるい壁は、巾木もまるく。照明も渋いです。


玄関戸。開いたときと、閉まったとき。


本日は晴天でした！

とれました！！
定点１０


もうひとつ立面。


これはお施主さまからいただいた写真。
足場が取れた後の屋根に、ぽつんと･･･ほうきが１本、取り残されておりました（笑）

「東大寺の門に　奈良時代の大工さんの『忘れ墨壺』
ってあったと思いますが．．．。
ひと間の家は（＾０＾）『忘れほうき』ですかね？？」（奥さん談）

何の部屋かというと・・・
「音蔵」という名の、ご主人のための小さな部屋。
防音室仕様です！今は遮音マットが壁天井に貼り詰められた状態。


風井戸の窓の見上げ。チェーンが取り付けられました。

定点９　外ではいよいよ、吹付塗装が始まりました！


ひと間のいえは深〜い渋〜い緑色です。和風の緑ですね。
足場が取れるのが楽しみです！

ケイカルが張られる前の下地状態です。
格子が連続してちょっとかっこいいです。



定点８　外壁、張り終わりました！


玄関側からの立面。

久々に更新です。
定点６　外断熱のスタイロが入りました。


中のいろいろな納まり。
居間の勾配天井、登り梁現しです。



登り梁と柱が、三角のたれ壁に吸い込まれるような．．．
面白い天井になりました。

続いて、玄関の天井見上げ。

もうひとつ見上げ。

勾配天井と勾配天井がぶつかる、小さな吹き抜け。

ほとんどの部屋が、上は大壁、下は真壁。
この見切りに山城パネルの鴨居が廻ります。
鴨居を継ぎ合わせたところが垂れてずれないように、
『やとい』を入れてくれています。


仕上がりの断面がきれいです！

鴨居の出が変わるところは、まるっと丸めてもらいました。


定点７　外回りは防水シートが張られ、ひと段落。

建方終了後、現場はどんどん進んでいます。

定点４　ルーフィング下地ができています。


２階こども室から。

見上げたところ。
登り梁は隠れて、勾配天井になります。



外では屋根工事がどんどん進んで・・・。


定点５　イメージどおりに出来て行きます！


正面から。地面に並んでいるのが外壁見本です。


空とひと間のいえ。

年明け早々、建方〜棟上！

『ひと間のいえ』は屋根が複雑です。
ふれ隅ばかりの難しい屋根で、大工さん方いわく「フクザツカイキ」。
時間がかかる建前なので、棟上の前々日に土台を敷き、前日には２階柱まで立てました。

建方定点



↓棟上当日!



↑奥さんと『ひと間のいえ』のツーショット


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建方の始まりです。咲き始めたスイセンが見守っています。


一本目の柱が立った瞬間！


こちらは１階吹抜の大きな登り梁。美しいです！


１階屋根の隅木を入れています。
２方向からの登り梁が交差。とても複雑です。


『ひと間のいえ』を見つめる所長！
シュタイナーのゲーテアヌムと重ね合わせています・・・？


最後に、棟上の儀式。みんなで祝詞を読み上げます。



棟上の儀式が終わって、ひらりひらりとお清めに廻る中山棟梁。
すばやい身のこなし、カッコイイです！

本日の集合写真。
強風の中の建前、本当にお疲れ様でした。


棟上終了後の登り梁と夕暮れ空です。



後日、お施主様からこんな写真をいただきました。

冬休み中だった小学生の息子さんが、絵日記を描いてくれていました！

蓄熱式の床暖房用に、床下に熱を貯めるコンクリートを打ちます。

まず、コンクリートを打つ場所すべてにスタイロを敷き・・・


基礎天端より高いところは型を組みます。


次の日の様子。冬なので少し乾きは遅かったようですが、打設完了。

来年の今頃は、この床暖房が活躍してくれていますように！

定点３

蓄熱コンクリート打設後。